2015年10月14日水曜日

ラジコンが自由に飛ばせなくなる? 航空法改正に関するパブリックコメント募集は明日まで


昨今の知識、技術のないフライヤーや、十分に安全が担保できない業者によるマルチコプター事故が多発しているのは周知のとおり。特に政府機関への事故が発生してから、急に航空法改正に対する動きが活発になり、いよいよ12月に改正航空法が施行されることになった。これに対するパブリックコメントが現在募集されており、これまで何十年と安全に楽しまれてきたラジコンホビーの世界が大変不自由なものになる恐れがあります。パブリックコメントの募集期限は明日(10月15日)までだ。こちらより申請できるので、今までのように、自由にラジコンを飛ばしたいと思うラジコンフライヤーは、ぜひ自身の思うところを政府に対して訴えていただきたいと思う。 

少し話はそれるが、個人的興味から発する研究は非常に大事な時代に突入している。Adruinoなどを活用したコーディング、3Dプリント技術など知っていれば、個人でもあらゆるものが作り上げられる時代で、しかもそれを製品化するにあたっては、Kickstarter、Indiegogo、Makuakeなどクラウドファンディングを活用した出資さえ簡単に受けられる。そもそも、今や社会的インフラと化しているFacebookだってザッカ―バーグを中心とした小グループから開発がはじまり、VRの指標となっているOculus Riftだってアメリカの学生が作ったものだ。個人の趣味を端に発する研究を軽視、規制することは、テクノロジーのブレイクスルーを制限することになってしまうと思うわけだ。今回の航空法の改正も、そんなことにならないよう切に願う次第である。


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